春まで一進一退・・・

大雪が降ったり、やたらと寒かったりした2月が終わって3月に入り、ようやく春らしくなってくるかなあ・・・と期待していたのですが、ちょっと春の兆しが見えたかと思えば真冬の気候に戻ったりと慌ただしい気候が続いています。
春本番のうららかな陽気が本当に待ち遠しいです。

さてさて、奈良では3月12日に東大寺の伝統行事であるお水取りの中でも最も華やかな、「籠松明(かごたいまつ)」がおこなわれました。

国の安泰や人々の幸せを願うお水取りという行事の中で、松明を振って火の粉を降らせるというものがあるのですが、ひときわ大きな松明を降るのがこの3月12日の籠松明。夜中に行われるのですが、毎年これを見ようと昼間から陣取りが始まるくらいの人気行事となっております。

世間では「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、奈良ではこの籠松明が終わると、「ああ、春がくるなあ」と感じる人が多いようです。

夜の闇に漂う松明、見応え抜群なので、もし折よくこの時期に奈良を訪れた方はぜひぜひご覧になってみてくださいね☆

 

籠松明の様子

籠松明の様子(asahi.comより)

 

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