2014年5月 のアーカイブ

2年ぶりのNT新商品!

2014年5月20日 火曜日
みなさま、どーもー(・∀・)☆

はい、ずいぶんお待たせしてしまいました〜(汗)

やっと、やっと新商品が出来上がりましたよぉ(ToT)

正確には5月の頭には出来上がっていたのですが、
現在の奈良Tシャツのメイン販売はインターネットですので、
ネット販売の準備が整うまでお知らせに少しタイムラグが出来てしまいました。。。
すいません〜。

ということで、色々お時間かかりましたが!

本日より、ネット販売開始です☆☆☆

【鹿寄せバンビポロシャツ ¥3,780(税込)】

ブログ用

まぁ、爽やかッ(*´ω`*)www

実際の着心地もさらっとしてて軽やか♪

速乾、消臭、抗菌、紫外線カットの多機能生地を使っているので、いつでも清潔に気持ちよく来られる夏にもってこいのポロシャツです\(^o^)/

banbi

シンプルだけど存在感バツグンの胸元の子鹿ちゃんは、今にも動き出しそう(*´艸`*)

シルエットデザインなので可愛くなりすぎず、全体の印象はシンプル☆男女問わずおすすめできる一枚です♡

奈良に来て直接お店で買いたい、という方は

近鉄奈良駅から東向き商店街へ。猫雑貨の店「ベセル」さんで、
現在ポロシャツを取り扱っていただいております〜。

こんな感じでなかなか歩みの遅い奈良Tシャツではございますが、

商品一つ一つに思いを込めて提供していきますので、
みなさま、今後ともよろしくお願いします(・ω<)☆

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【奈良のTシャツ&グッズ専門店「NT Original Nara T project」】

mail:info@nara-t.com

 

夏とTシャツとビールとオクトーバーフェストと

2014年5月19日 月曜日
こんばんは。
5月も下旬に入ろうかというところ、徐々に徐々に気温が上がって、夏の訪れを予感させる日々が続いています。

汗ばむくらいの日が続くと、やはり思い描くのは・・・・そう、ビールです♪

仕事して、汗かいて、飲むビールの美味しさったらないですよね☆

仕事がない日は炎天下、昼間から屋外で飲むのだって楽しい!

そんなわけで奈良では6月20日から6月29日までの10日間、ビールの祭典、オクトーバーフェストが奈良公園の登大路園地にて開催されます。
奈良で開催されるのは昨年に引き続き2回目、かな?(間違っていたらごめんなさい!)

ちょうど梅雨の時期、もしかしたらむしむしじめじめしてしまっているかもしれません。

しかしだからこそなおさら冷たいビールが身体にしみるというもの。

あと1か月後くらいですが、もしこの時期に奈良を訪れる方、そしてビールが大好きな方、ぜひぜひ奈良TのTシャツを着て、行ってみてください!

くわしくはこちらをご覧くださいね!

学業成就 脳天大神

2014年5月18日 日曜日
こんばんは。今日の奈良も五月晴れ、少し暑かったですが初夏の気持ちのよいお天気でした。

ところで全然お話変わっちゃうんですが、最近わけあって試験勉強をしていて。

学生を終えてから勉強するのって大変だよなーとか思いながら、なんとかこなしてはいるのですが。
しんどくなると神頼みとかにすがりたくもなり。

そんなしんどいときにふと頭によぎったのが、吉野にある脳天大神。

先日ご紹介した吉野の金峰山寺から、てくてく歩いて階段を登って降りて、結構な距離を歩いた末にたどりつく神社です。

体力に自信のある方ではないとちょっとしんどいと思うのですが、たどり着くとそこにはすごく不思議な感じの景色が広がります。

DSC_0024 DSC_0025鬱蒼とした森を抜けて、この風景が現れると、まるで「千と千尋の神隠し」みたいな気分になります。

すごく幻想的なんです。

で、この脳天大神、その名の通り、頭に効く神様として親しまれているんです。

学業成就はもちろん、頭にまつわる病気の平癒などにもご利益があるとされています。

受験生の方、試験には体力も必要です。体力増進がてら、余裕のあるときにぜひ脳天大神まで歩いて、学業成就を祈願してください!

ちょっとした自信になるかもしれません☆

試験勉強のさなか、私は前に訪れたこの神社のことを思い出して、ちょっとやる気を取り戻しました。

頑張ります♪

Coming Soon

2014年5月17日 土曜日
みなさんこんにちは。

週末の奈良、少し暑いですが大変のどかな雰囲気です。

個人的にはこれくらいの、ちょっと汗ばむくらいの気候が一番気持ちいいです☆

さてさて、先日よりTwitterなどでもちょくちょくお伝えしてます通り、奈良Tの新作のポロシャツがもうまもなくネット販売を開始いたします!

ポロmain1平城京天平祭などのイベントでは早くも販売しておりましたが、奈良から遠い地域にお住まいの方でも、もうすぐお求めになることができます。

ただいま最終作業中ですので、あと少しだけ!あと少しだけお待ちくださませm(_ _)m

写真も力入ってますよ!モデルさんたちも朝早くから頑張ってくれて、その頑張りに応えてくれるかのようにお天気にも恵まれて、いい写真が撮れました☆

こちらもまた楽しみにしていてくださいね♪

9体の阿弥陀 浄瑠璃寺

2014年5月16日 金曜日
今回も奈良市よりほんの少し離れたお寺を紹介します。
京都府木津川市にある「浄瑠璃寺」です。

前回紹介した笠置寺よりも西に位置しております。

関西本線加茂駅から「加茂山の家」行きのコミュニティバスに乗りのどかな田園風景からなだらかな山道に入ってしばらく進んだところの「浄瑠璃寺前」で下車。
そこから徒歩で2、3分ほどです。

浄瑠璃寺

浄瑠璃寺(Wikipediaより)

浄瑠璃寺の見どころは細長い本堂に一列に安置されている、9体もの木造阿弥陀如来坐像。

平安時代後期、このように9体の阿弥陀像を安置する九体阿弥陀堂を建てることが流行ったそうですが、現存するのはこの浄瑠璃寺の阿弥陀堂のみです。
中央にひときわ大きい中尊が安置され、その左右に4体ずつ小さめの阿弥陀像が並びます。
浄土教には、極楽浄土に生まれ変わる際、生前の行いによって9つのパターンが待っているとされ、
(いい行いをした人は、大勢の仏様たちが迎えに来てくれる、など)
九体阿弥陀は、その思想を反映したものとなっています。

また、浄瑠璃寺には大変美しい仏様である秘仏、吉祥天女像がいらっしゃいます。

普段は厨子(ずし:仏像などを安置する仏具)に収められ、扉がしまっておりますが、1月1日〜1月15日、3月21日〜5月20日、10月1日〜11月30日の期間は扉が開かれます。

浄瑠璃寺は1047年に義明上人によって建立されたと言われています。

このときの本堂の本尊が薬師如来。薬師如来は東方浄瑠璃世界の教主であることから、浄瑠璃寺の名前がつきました。

 

放生会の舞台 奈良の憩い 猿沢池

2014年5月15日 木曜日
こんにちは。今日の奈良はあいにくの雨。
気温も上がらず、肌寒い一日でした。

雨の猿沢池

雨の猿沢池

ゴールデンウィークも終わったのも相まって、池の近辺の人はまばらです。

雨の中傘をさしてしばし池のほとりにたたずむと、池の上を流れる風が周りの音を吹き去るような、そんな静かな雰囲気を感じることができます。

現在では奈良の風景として、自然なものとして受け入れている猿沢池ですが、この池はもともと人工のものです。

歴史は古く、奈良に都があった749年に興福寺が「放生会」を行うために作りました。

放生会とは、殺生をいましめるための宗教儀式です。殺生を哀れんだお坊さんが自分の持ち物を売り、そのお金で魚を買い取り、池に放った(放生した)というお話がもととなり、仏教の儀式として取り入れられるようになったそうです。

放生会の儀式自体は興福寺特有のものではなく、大分県の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮などでも行われております。

興福寺では現在でも毎年4月17日に放生会が行われ、参加者は猿沢池のほとりで魚を入れた手桶を片手に般若心経を読誦し、そののちに一斉に魚を池に放ちます。

今年の放生会からもう1ヶ月近くが経とうとしています。春真っ盛りの時に行われてから、もう梅雨の足音が聞こえる季節へと移り変わってきています。猿沢池は季節ごとに、色んな表情で私たちを楽しませてくれます。

仕事の途中で立ち寄ったのですが、しばし佇み、さあもうひと頑張り!元気が湧いてきました☆

鎌倉時代を語る塔 海住山寺

2014年5月14日 水曜日
先日の笠置寺よりやや北西。奈良から少し外れた京都は木津川市。
今回は海住山寺を紹介します。

JR関西本線「加茂」駅からバスに乗り「海住山寺口」下車。

そこから一面に広がる田園風景の中を1.7キロほど山の斜面に向かって歩いていきます。笠置寺同様徒歩利用だと以外に時間がかかります。駐車場がありますので、レンタカーなどで訪れても大丈夫です。

境内に入ると、まず目にはいるのが本堂の隣にある立派な五重塔。

1214年に建てられたもので、国宝に指定されております。
鎌倉時代に建てられた五重塔で現存しているのは、この塔のみとのことです。

海住山寺五重塔

海住山寺五重塔(Wikipediaより)

上に写真を載せましたが、皆さん、屋根を数えて見てください。

五重塔っていうのに、屋根が6つありますよね?あれ?六重塔??

実は一番下に付いている屋根、これは「裳階(もこし)」と呼ばれ、建物を風雨から守る目的で作られているんです。

なお、江戸時代までに作られた五重塔、あるいは三重塔の中で裳階がとりつけらた塔は、法隆寺五重塔、薬師寺東塔、長野県の安楽寺三重塔とこの海住山寺五重塔の4基のみだとのことで、大変貴重なものです。

この海住山寺、もともとは735年、聖武天皇が夢の中でお告げを聞いたのを受けて建立されたとのこと。

そして創建途中に嵐に見舞われた際、十一面観音が出現したので「観音寺」と呼ばれていたそうです。

その後12世紀に入って焼失したのですが、その後すぐに貞慶というお坊さんが再興しました。

五重塔が建てられたのは13世紀に入ってから、1214年のことです。

本堂の本尊は木造十一面観音立像。

近年、寺内から木造の四天王像が発見されており、これは鎌倉時代、東大寺を再興した際に作られた四天王像のミニチュア版です。
東大寺の四天王像が焼失してしまったため、このミニチュア版は当時を記録する非常に重要な像となっております。
四天王像は奈良国立博物館に寄託されています。

山の中腹にあるため、お寺からの眺めもとてもいいです。

ハイキング気分で、訪れてみるのもいいのではないでしょうか。

巨石信仰の地 笠置寺

2014年5月13日 火曜日
こんにちは。
本日の奈良、昨日のどんより空模様から一転、今日は朝から五月晴れが戻ってきて気温もぐんぐん急上昇。午後には25度を超えて夏日となりました。
夏日くらいになると、朝晩もパーカーなし(いや、さすがにちょっとひんやりしましたが)、一日中Tシャツで快適に過ごせます☆
これから先Tシャツ一枚だって堪えられないくらい暑くなるのかもしれないですけどね。

さてさて、今日ご紹介するお寺は奈良から少しはみ出して、奈良と京都の県境にある笠置寺(かさぎでら)です。

お寺の場所はといいますと・・・

奈良から見ると柳生の北、周りには山とゴルフ場しか見当たらないような場所に位置しております。

最寄りはJR関西本線の笠置駅。奈良から直線距離はそんなに遠くないのですが、電車だと加茂駅で亀山方面の電車に乗り換えて一駅。
加茂と亀山を結ぶ電車は1時間に1本とか2本とか・・・さらに笠置駅にたどり着いてからお寺までは笠置寺HPによると徒歩45分。
実際に歩いてみると大体1時間近くといったところでしょうか。
ですので観光で巡回するコースに組み入れる際はかなり時間に余裕を持ってスケジュールに組み入れてくださいね。

現在はアクセスにやや不便を感じるこの笠置寺ですが、都のあった時代は、そばを流れる木津川で都に建築資材を運んでおり、また、月ヶ瀬から奈良へ向かう月ヶ瀬街道、京都から伊賀(三重県方面)へ向かう伊賀街道が交わるところでもあり、交通の要所となっていたのです。

周りには巨石が多くあることから、古来より巨石信仰(巨石を神様と崇める信仰)が根付いていたのが笠置寺の起源であると言われています。

天智天皇(626-672)の皇子である大友皇子がこの地へ鹿狩をしていたところ、断崖絶壁で身動きがとれなくなってしまい、この時に祈りを捧げたところ道が開けたといいます。
その御礼として弥勒様を岩に刻むことを近い、次に来た時の目印として自らの笠を置いて帰ったというところから笠置という名前がついたという伝説が残されています。
そして後に戻って弥勒様を刻もうと思ったところ崖が険しく作業が阻まれてしまっているところを、天人が降りてきて代わりに刻んでくれたのが、現在笠置寺にある弥勒磨崖仏だと言われています。

笠置寺の弥勒磨崖仏

弥勒磨崖仏(Wikipediaより)

また、この笠置寺、東大寺二月堂の「お水取り」の行事の元となる伝説も残っているんです。

東大寺の初代別当(責任者)、良弁の弟子である実忠が、この寺の千手窟という場所にある龍穴に入ったところ天人が修行しているところに出くわしました。
実忠がこの修業を人間界に持ち帰りたいと望んだところ、天上界の1日は人間界の400年にあたるから無理だと断られたのですが、それならば天上界に追い付くために走ってやる、というのが、今のお水取りの観音様の周りを走るという修行につながったと言われています。

目立たない場所にあるものの、奈良の歴史ととても関わりの深い笠置寺。アクセスは大変ですが(車で行けるなら車で行ったほうがいいかもしれないですね)、お時間が許せばぜひ行ってみてください!

ホームページも参考にしてくださいね♪

癌封じのお寺 大安寺

2014年5月12日 月曜日
こんにちは☆
朝からどんよりでいやだなあと思っていたら、夕方からざーっと降りだしてきてしまいました。油断して、傘を持ってくるのを忘れてしまいました・・・幸いそんなに濡れずには済みましたが。
まだ梅雨には早いですよね。もうしばらく五月晴れを楽しみたいです。

さて、本日は「大安寺」をご紹介いたします。

大安寺近辺の地図はこちらです。

大安寺は先日紹介した不退寺からほぼ真南に位置しています。

距離はかなり離れていて、近鉄奈良駅、あるいはJR奈良駅から「大安寺行」「シャープ前行」「白土町行」のバスで大安寺バス停で降車してください。
バスで約10分です。
興福寺や薬師寺など、奈良駅近辺のお寺を回るときに一緒に訪れるのがいいかもしれないですね。

大安寺

大安寺(Wikipediaより)

 

大安寺ははじめからこの場所にあったわけではありません。

平城遷都よりも前、舒明天皇(じょめいてんのう)が、大和郡山にあり聖徳太子が開いた学びの道場、熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)を百済大寺という名前で百済川のほとり(桜井市のあたりという説が有力だそうです)に九重塔を立てて創設したのが大安寺の始まりと言われています。
その後、高市(飛鳥近辺です)に移築され高市大寺という名前になり、その後、大官大寺と呼ばれるようになりました。国によって運営された寺のことを官寺といいますが、この大官大寺は我が国最初の国立寺院であるとも言われています。
その後、都が平城京に移った際に、現在の場所に移り、大安寺と名付けられました。

当時は東西に塔を建て、南大門、中門、講堂、金堂を配した伽藍形式。

そのほとんどは、平安時代の火事で焼失してしまいました。

その中でも仏像9体は奈良時代から残っています。本堂の本尊である、十一面観音立像は秘仏であり、毎年10月、11月にのみ公開されます。

また、この際に癌封じや病気平癒が祈祷されます。

1月23日(光仁会)と6月23日(竹供養)には、癌封じのための笹酒が振る舞われており、現在では病気平癒の寺として信仰を集めております。

ホームページもありますので、参考にしてくださいね。

恋焦がれるほどに 秋篠寺

2014年5月11日 日曜日
こんにちは。今日の奈良は気温が30度(!)近くまで上がって、まるで真夏のような陽気でした。
夏は嫌いではないですけど、いきなりこんなに暑くなると流石に身体がびっくりしちゃいますよね。
とは言え、朝晩は普通にひんやりな空気なもんだから着るものに困っちゃいます・・・
私は手前味噌で本当に恐縮なのですが、朝晩のひんやりには鹿パーカー着て、日中の暑い時はしかめっ面Tシャツおもいっきり鹿Tシャツで過ごしてます(笑)
オススメですよ、この組み合わせ♪

さてさて、いつものお寺シリーズ、まだまだ続きます!

今日はこの間紹介した西大寺と同じく、平城宮跡の西側、西大寺よりも北に位置します。

電車での最寄りは平城駅、なのですが、大和西大寺からもバスが出ています。押熊行きのバスに乗って「秋篠寺」で下車するとすぐです。

秋篠寺画像

秋篠寺(Wikipediaより)

このお寺の見どころは、技芸天立像。

歌人の川田順が

寧楽(なら)へいさ技芸天女のおん目見(まみ)に

ながめあこがれ生き死なんかも

という歌を詠んだことでも有名です。

川田が恋焦がれるほどに美しい像。これを見に多くの参拝客が訪れます。

寺の創建は776年光仁天皇の時代。天変地異をしずめるために天皇の勅願(天皇自らが発願すること)で建立されたお寺です。

もともとは金堂、講堂そして東西に塔を建てた伽藍形式のお寺だったのですが、後に焼失してしまい講堂のみが残り、それを本堂として現在まで残っております。

秋篠寺には伎芸天立像の他にも、帝釈天立像、梵天立像、伝救脱菩薩立像の3体の仏像も安置されております。

いずれも少しこわばった表情で、実に個性的な顔立ちをした像です。こちらも一見の価値あり。

西大寺、法華寺、海龍王寺、不退寺の大和西大寺駅〜新大宮駅コースから少し外れる立地ではありますが、時間が許せばぜひぜひ一度訪れていただきたいお寺です☆